2025年6月例会が開催されました。

 2025年6月例会が、『目次3:中期計画』をテーマに、岡山シティホテル桑田町にて開催されました。今月は23名の方々にご参加いただきました。

 今月の例会では、和歌山豊友会より株式会社アイチの古澤社長をお招きし、普段の岡山香川とはまた一味違った、貴重なお話を伺う機会となりました。また、今回は初めてご参加いただいた方が3名おられ、いつにも増して学びと刺激に満ちた例会となりました。

 冒頭では、大倉幹事長による幹事長講話が行われました。テーマは「中期戦略」。ダイレクトマーケティングをはじめ、経費とのバランスなどを、わかりやすくご解説いただきました。特に、MQ会計や移動年計などの分析手法の説明は、参加者にとって大きな学びとなりました。

 続いて、5月の全国大会で発表された二川さんによるが、指針書を合格するまでに至った、これまでの気持ちや、指針書を制作することで得られた経験などをシェアしていただきました。その後、2回目となる心情を藤田さん、田中さんが発表され午前の部は終了しました。

 午後の部は、大倉さんによる短期近況報告からスタートしました。会計事務所という業態ならではの「積み上げ型」のビジネスモデルについて語られ、売上を伸ばすには単に顧客数を増やせばよいという話ではないこと、キャパシティや一人あたりの生産性との兼ね合いが重要であることが共有されました。

 続いて登壇された三浦さんからは、現在の取り組みや直面している課題、今後の展望について報告がありました。特に、テレビCMからSNSを活用した情報発信へとプロモーション手法を切り替えた取り組みは、時代の変化に応じた柔軟な対応として印象的であり、参加者にとって大きな刺激となりました。

 後半のグループディスカッションでは、「目次3:中期計画」をテーマに活発な意見交換が行われました。各社のビジネスモデルに関する取り組みが紹介され、業界ごとの違いを通じて多くの気づきが得られる、充実した時間となりました。

 締めくくりには、和歌山豊友会よりお越しいただいた古澤社長にご講話をいただきました。
豊友会との出会いをはじめ、業績回復のヒントを求めて全国の同業他社を訪ね歩いたエピソード、さらにはコロナ禍で大きな打撃を受けたイベント事業の回復と海外展開への取り組みなど、ここでしか聞けない貴重なお話が次々と語られました。参加された皆さんにとって、学びと気づきの多い、非常に有意義な時間となったことと思います。

 今回の例会も、実践に直結するヒントと学びが詰まった有意義な一日となりました。次回も、率直な意見交換と実例の共有を通じて、互いに成長を深めていきたいと思います。

新規会員募集中

岡山香川豊友会では、共に学ぶ仲間を募集しています。
・会社を立ち上げて間もない方
・事業を継承をされる方
・事業の先行きが見えず困っている方
・新たなビジネスモデルの構築や業態変換を目指している方
・社員が定着せずに悩んでいる方
など、さまざまな経営課題を抱えている方にとって、メリットのある会だと思います。
まずは試しに例会へご参加してみられてはいかがでしょうか。