2025年7月例会が開催されました。

 2025年7月例会が、『目次3:財務戦略と短期計画』をテーマに、岡山シティホテル桑田町にて開催されました。今月は16名の方々にご参加いただきました。

 7月は、岡山香川豊友会の期末の例会でした。今月は、16名の参加と、普段よりやや少ない人数での例会となりましたが、初めてご参加いただいた方が2名おられ、初参加の方々含め、濃い学びの時間となりました。

 冒頭では、大倉幹事長による「幹事長講話」が行われました。今回はこの1年間のまとめとして、決算書を読む際にまず理解すべき「P/L(損益計算書)」と「B/S(貸借対照表)」の違いや、その関係性について、わかりやすくレクチャーしていただきました。

 続いて、藤本さんによる指針書の発表がありました。今月は参加者が少なかったこともあり、藤本さんの発表に対して全員がコメントをつけるという新たな試みを実施しました。業種や規模の異なる参加者それぞれの視点から寄せられたコメントは多様でユニークなものが多く、参加者にとって新たな気づきの機会となったのではないでしょうか。

 午後の部では、引き続き大倉幹事長から「財務のイロハ」についての講義がありました。特にB/Sの読み方を理解することの重要性について、重点的に解説していただきました。

 後半のグループディスカッションでは、『目次3:財務戦略と短期計画』をテーマに活発な意見交換が行われました。各社の財務に関する取り組みも紹介され、実践的な内容となりました。

 締めくくりには、全国副会長である三谷原社長にご講話をいただきました。普段は意識しにくい「聴衆に届く話し方」について、テクニックではなく心構えや考え方に焦点を当てたお話があり、続けて、豊友会の特徴である「経営指針書」がなぜ機能するのかについての解説がありました。講話中には隣の方との意見交換やディスカッションの時間も設けられ、参加型の形式で進行されました。参加者の皆さんは真剣に取り組まれていたのが印象的でした。

 今回の例会も、実践に直結するヒントと学びが詰まった有意義な一日となりました。次回も率直な意見交換と実例の共有を通じて、互いにさらなる成長を深めていきたいと思います。

短期勉強会のご案内

2024年8月からスタートする、短期利益計画の構築を目指す「短期勉強会」の参加者を募集しています。
 短期勉強会は、主に決算書の見方がわからない方、数字が苦手な方、入会間が無い方が、基本を学ぶ場となっています。

 1年間をかけて、偶数月には「粗利益と固定費」「粗利益と労働生産性」「投資と減価償却費」「投資と営業キャッシュフロー」「法人税と自己資本」「借入金と返済(財務)」を学び、奇数月には、先輩の経験談からより実践的なケーススタディを通して学びを深めていきます。

 参加資格は、岡山香川豊友会の会員および経営幹部(例会参加者)となっており、年間の定員は10名です。