2025年12月中期分科会・例会が開催されました。
2025年12月中期分科会・例会が、『目次2:企業目的、長期ビジョンと課題』をテーマに、岡山シティホテル桑田町にて開催されました。今月は17名の方々にご参加いただきました。

12月の例会は、午前中に「中期分科会」を開催し、午後から通常どおり例会を行いました。中期分科会には4名が参加し、午後の例会には東海豊友会から堀内様、新規オブザーバーの方1名がご参加くださいました。さらに今月は、外部講師として、社会福祉法人 征峯会の小野瀬順子様をお招きし、ご講話をいただきました。
午前:中期分科会
今月の中期分科会では、まず大倉さんから、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会として「Society 5.0」が提唱され、私たち中小企業もその大きな時流の中でいかに対応していくかが問われていることについて解説がありました。
その上で、大倉さんと堀内さんより、各社がどのように変化へ対応しているのかをご発表いただきました。ITやAIといった、もはや避けて通れない大きな流れを客観的に捉えることができ、取り組みや課題に対する率直な意見交換も活発に行われ、学びの多い時間となりました。
午後:例会
午後は大倉幹事長の講話からスタートしました。『グローバルビジネスの隠れたチャンピオン企業』に紹介されている、グローバルニッチトップ企業の特徴をもとに、私たち中小企業にとっても多くの示唆が得られる点や、ランチェスター戦略との共通項について分かりやすく解説いただきました。
また、今月は普段とは異なり、幹事長講話の直後にグループディスカッションへ移行しました。テーマは「目次2:企業目的、長期ビジョンと課題」。
議題は多岐にわたりましたが、たとえば、
- 企業目的の「社会性」を社員にどう伝えるべきか
- 時流の変化が激しい中で、長期ビジョンをどう描くか
- 長期ビジョンに対して、売上規模などの経営目標をどう設定すべきか
といった問いを参考に、
①過去に取り組んできたこと
②現在の取り組み
③現状の悩み・課題
④これから挑戦したいこと
⑤皆に聞きたいこと
という切り口で各社が共有を行い、活発な意見交換が行われました。
小野瀬順子様の講話
続いて、外部講師として小野瀬順子様をお招きし、壮絶な経験を乗り越えて人生理念を確立し、障害者就労支援やアート事業で数々の成果を生み出してこられた実践と想いについてご講話いただきました。講話後は、今月2回目となるグループディスカッションを実施し、小野瀬様への質疑応答も活発に行われました。
今回の例会も、実践に直結するヒントと学びに溢れた有意義な一日となりました。次回も率直な意見交換と実例の共有を通じて、互いにさらなる成長を深めていきたいと思います。






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まずは試しに例会へご参加してみられてはいかがでしょうか。

